敷地の道路付きと基本ゾーニング
2019/02/23設計部Tです。
フォレストヴィラホームのHPリニューアルに伴いブログも移設という事で、土曜日は設計部からお届けしたいと思います。
今回は、敷地の道路付きと基本ゾーニングについての考えを書きたいと思います。
戸建を計画する際に、土地選びをされる方は多いと思います。広大な敷地があれば家の間取りで悩むことも少ないのですが、なかなかそうはいきません。
東西南北、それぞれの道路付きのメリット、デメリットを簡単に載せていきます。
北側道路
・メリット
プライベートパティオがとりやすい。(洗濯物を干したままちょっと外出したり、休日にお庭でゆっくり過ごしたりできる)
生活空間が南に配置できる。
・デメリット
水回りが道路側から見える位置に配置されやすい。外観の面や、プライベートを守る点で不利となりやすい。
玄関からリビングに至る動線が長くなりがち。
南側道路
・メリット
輸入住宅らしい前庭が取れる。
生活空間が南に向くので、晴れの日は年中明るい。
・デメリット
プライベートパティオやプライベートなバルコニーが取りにくい。
東側道路
・メリット
午前中の太陽光をを取り入れた建築計画ができる。
南東側に庭を取る計画がしやすい。(洗濯物を外に干すライフスタイルの方には有意義)
・デメリット
北東側が玄関になりがちなので、家相を気にされる方には不向き。
西側道路
・メリット
玄関が北西側に来がちなので、南西側に部屋、南東側にLDK、北側に水回りと理想的なゾーニングにしやすい。
プライベートパティオやバルコニーが計画しやすい。
・デメリット
前庭を利用した計画とした場合、西日の影響を受けやすい。
こんな感じで考えていきます。当然ながら、お施主様それぞれにニーズや要望がありますので。そういった事も踏まえながら、その土地の状況とお施主様のライフスタイルとをしっかりプランに取り入れて、計画していくことが大事です。
その為、フォレストヴィラホームの設計は、ヒアリング前に土地をしっかり見にいきます。
そうやって、使い勝手とデザインを兼ね備えた住宅を計画していきます。
ぜひ、お土地選びや家づくりの参考にされてください。