輸入住宅の外観デザインの特徴を知ってお気に入りのデザインを見つけよう
2019/10/21
海外映画やSNSで見かける海外の街並みのような素敵な家は憧れますよね。
輸入住宅は大きく分けて、北欧スタイル、北米スタイルの二つに分けられます。
北欧スタイルは主にスウェーデンやフィンランド等で主流の住宅です。
素朴で重厚感があり、自然との調和やあたたかみが大切にされています。
一方、北米スタイルは、19世紀にヨーロッパからアメリカに渡った移民たちが
つくりあげた住宅の様式です。
今回は、スタイル別の外観の特徴をご紹介します。
素朴な温かみが特徴の北欧スタイル
スウェーデンやフィンランドなど極寒の地北欧で育まれた、木や石などの素朴な風合いをいかした
温かみのあるデザインです。
暖色の瓦屋根、木製サッシ、オーニング、ドーマー、ジンジャーブレッド、ウッドデッキがあり、
シンプルでありながらかわいい外観が特徴です。
スタイリッシュさが人気の北米スタイル
北米スタイルは、19世紀にイギリスやフランス、イタリアなど、ヨーロッパ各国から
アメリカ・カナダにわたってきた移民によって伝わり、それぞれのスタイルがそれぞれの地で
確立されていったものです。
イギリスから伝わった、『アーリーアメリカン様式』、『ジョージアン様式』、『クイーンアン様式』、
フランス・スペイン等、南欧から伝わった、『プロヴァンス様式』、
イタリアから伝わった『イタリアネート様式』、などがあります。
『アーリーアメリカン様式』
CMや洋画でよく見かけるデザインで、イギリス植民地時代にアメリカで流行した様式です。
ラップサイディングの外壁、切妻屋根、飾り雨戸、ドーマー、
カバードポーチが特徴の流行のカジュアルなスタイルです。
『ジョージアン様式』
18~19世紀、イギリスジョージアン期の様式をベースとしたアメリカ南部の様式です。
アメリカが裕福になり始めたころに流行った様式で、等間隔に配置された上げ下げ窓、
シンメトリカルで重厚感のある外観、煙突、総レンガ張りのかっこいい家になります。
『クイーンアン様式』
18世紀のイギリスでアン女王時代に流行した様式です。
多角形の搭屋、不規則に凹凸をつけたファサード、
装飾を多用した豪奢な外観が特徴です。
『プロヴァンス様式』
17世紀初頭、カナダに入植したフランス人たちによって広まった様式です。
素焼きの瓦、漆喰の壁、アイアン妻飾り、アイアンのフラワーボックス、
テラコッタのタイルが特徴のナチュラルで可愛らしい外観です。
『イタリアネート様式』
19世紀後半にアメリカが経済的に発展したころ流行った様式です。
窓の上のアーチ飾り、庇の下のブラケットなど、古代ローマのデザインの復興として現われた
ルネッサンスデザインの影響を強く受けた
絵画(ピクチャレスク)のように美しいランドスケープが特徴です。
まとめ
いかがでしたか?
どれも写真映えするような素敵なデザインで憧れますよね。
お気に入りの外観デザインを見つけて、家づくりに活かしてみてください。
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