輸入住宅とは?輸入住宅の魅力とデメリット
2019/03/16海外の街並みで見かけるような雰囲気のあるおしゃれな家は、憧れる人も多いのではないでしょうか。
輸入住宅とはどんな住宅か、またその魅力についてご紹介します。
輸入住宅とは?
実は、輸入住宅にははっきりとした定義はありません。
輸入住宅産業協議会では、 「海外の設計思想による住宅を、資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅」 を輸入住宅と呼んでいます。単に資材を輸入して建築するのではなく、海外の設計思想というものが必須です。
海外の設計思想とは、ヨーロッパや北米の住宅のデザインや間取り、工法、素材の質感などを重視して設計すること。これらが輸入住宅らしさであり、輸入住宅の魅力です。
輸入住宅の魅力
輸入住宅の魅力は、おしゃれなデザインや素材の質感、高い住宅性能にあります。
・おしゃれなデザイン
(弊社施工例)
輸入住宅の外観デザインはクラシックなものが主です。海外では、住み替えるために家を売却したり、次世代に住み継ぐことが多いので、とても外観を重視しています。外観が悪いと、家の価値を下げてしまうのです。
流行に左右されず、100年前のデザインでも素敵と感じられる外観が輸入住宅の魅力です。
また、海外では、ホームパーティーを行う社交の場としてインテリアにもこだわります。インテリアは装飾がたくさんあり、無垢材の床や木製扉の収納、塗装の壁などの素材の質感、モールディングや建具が家をより魅力的に見せます。
(弊社施工例)
・住宅性能の高さ
住宅性能とは、断熱性、気密性、耐震性、耐火性など、住み心地に関わる性能のことです。
輸入住宅は枠組壁工法 (2×4工法) と呼ばれる工法で造られます。日本の一般的な住宅の柱や梁で家を支える工法と違い、壁で家を支えるため、耐震性に非常に優れています。日本の工法と比べ壁が厚く、その分断熱材の層を厚くし、断熱性、気密性を高くすることができます。さらに、ファイヤーストップという、万一火事になっても燃え広がらないつくりになっています。こういった住宅性能の高さは、日本の評価基準をも優に満たしています。
輸入住宅のデメリット
・リフォームの時に間取りの変更がしにくい
枠組壁工法では壁で家を支えるので、位置を変更したり、無くしたりすることができない壁があります。
・メンテナンスが大変な場合も
身近にいる大工さんや業者さんが輸入住宅に詳しくない場合があります。そのため、輸入住宅をメンテナンスする際には、輸入住宅に詳しい大工や工務店などを探して依頼する必要があります。
輸入住宅は施工事例を参考に!
輸入住宅といっても、会社によってデザインなどにそれぞれ特色があります。輸入住宅を検討する場合は、施工事例を参考に自分のイメージに合うところを選びましょう。